こんにちは。いずみです!
せっかくキッチンをリフォームするんだったら、場所も動かせないかと考えたことはありませんか?
- 今のキッチンは壁に向いているから、子供の様子が見づらい。
⇒対面式にできないだろうか? - 子供と一緒にキッチンに立つと、場所が狭くてぶつかってしまう。
⇒アイランドキッチンに変えたい。
そう考えた時に気になるのはやっぱり「費用」。
そこで今回はキッチンの移動を含むリフォームの、種類と費用についてご紹介したいと思います。
キッチンのリフォームを考える時、キッチンの場所を動かせるなら、もっと自由にリフォームを想像できるようになります!
キッチンのリフォームってどんな種類があるの!?
古くなってきたキッチンをせっかく新しくするなら、ちょっと向きを変えたいと思っていませんか?
最近のキッチンは性能もいいし、タイプも色々あります。
二世帯同居や子どものお手伝いを積極的にさせたいなら、「複数人でキッチンで作業するために広くしたい」という要望もありますよね。
でも、費用が心配になってしまいます。
キッチンのリフォームを考えている時、どうしたいという具体的な案は中々決まりづらいものです。
まず、キッチンの移動を含むリフォームには、大きく4つのタイプがあります。それから見ていきましょう。
- 壁置き型から対面型キッチンへ
- 壁置き型からアイランドキッチンへ
- 階を移動する
- 移動のみ
では次に、この4タイプのリフォームによく使われるキッチンの種類の説明をします。
I型キッチン
これはよくマンションや建売住宅などによくみられるタイプのキッチンです。
シンク・コンロ・作業スペースが横一列に並んでいるのが特徴です。
幅があるため移動距離があまり出ない様に2700mm以内で作られている物が殆どです。
需要がとても多いのでどのメーカーも色や種類が豊富で、価格も幅広いので予算を抑えるのに適しています。
アイランドキッチン
「憧れのアイランドキッチン…」なんてフレーズをよく聞きますね。あのアイランドキッチンです。
キッチンがアイランド(島)のように独立しているのが特徴です。周りを自由に使えるので大勢で作業したりするのに向いています。
壁にくっついていないので開放感がありリビングとの隔たりを感じません。
シンク・ガスコンロ(IH)が一列に並んだタイプが一般的です。
ペニンシュラキッチン
このペニンシュラキッチンはアイランドキッチンから派生したタイプのキッチンです。
片側を壁につけて設置されているのでペニンシュラ(半島)と呼ばれます。
独立型アイランドキッチンより省スペースのため、近年は人気が出てきています。
対面式のキッチンに用いられる事が多いです。
L型キッチン
このキッチンは壁置き方でも対面型でも配置できるタイプのキッチンです。
シンクとコンロがL字に並ぶので動線が短いため、ゆったりと作業をするのに向いています。
対面式キッチンに用いられる事も多く、人気があります。
コーナー部分の下収納がデットスペースになりやすいので工夫が必要になります。
実際、世の中にはもっと様々なタイプにキッチンタイプがありますが、需要も高く、人気のあるキッチンタイプをご紹介をさせていただきました。
それぞれの名前を耳にする事があったとしても、いざ説明をするのはなかなか難しいものです。
では次に、移動を含むキッチンリフォームのタイプ別の相場についてお話します。
キッチンリフォームタイプ別の費用相場
まずは総額でいくらぐらいかかるのかという、大まかな金額から見てみましょう。
リフォームのタイプ | 予想される金額 |
---|---|
壁置き型から対面型キッチンへのリフォーム | 100~250万円 |
壁置き型から対面式アイランドキッチンへのリフォーム | 200~300万円 |
別の階へキッチンを移動をするリフォーム | 150~400万円 |
キッチンの移動のみのリフォーム | 20~70万円 |
別の階へ移動するリフォームが、一番費用がかかってきます。
逆に安く済むのは移動のみとなりますが、既存のキッチンを使用することについては下に説明がありますのでそちらをご覧ください。
場所を移動すると費用がかさむ理由
移動しただけで、どうしてこんなに費用が掛かるのだろうと不思議になりますが、それにはちゃんと理由があります。
もともとキッチンがあった場所の壁や床の補修代 10~20万円
給排水管の設置、換気扇用ダクトの工事、電気配線工事など 20~70万円
キッチンを移動させるための養生や、廃材処分などの諸経費 30~50万円
総額は、これらの諸経費に購入するキッチンの費用が加算されたものです。
キッチンもタイプやグレードによって価格は大幅に変わります。デザインや機能などから予算に合うものが見つかると嬉しいですね。
こちらもぜひ参考にしてみてください。
既存のキッチンを使うのはいいの?
使い慣れたキッチンだとしたら、愛着もあるでしょう。向きやレイアウト・位置を変えるにしても、今のキッチンを使いたいという方もいるかもしれません。
ではそのような場合はどうなのでしょうか。
・使い慣れたキッチンを使い続けることができるので、使う本人のストレスが少ない。
・多少費用を安くすることができる
・既存のキッチンを移動させるための工賃が発生するので実はそんなに費用はかわらない。
・サイズや機能が移動先に適さない場合がある。
・システムキッチンの寿命は15~20年程度。せっかくリフォームしても数年後にまた交換が必要になる場合がでてしまう。
以上のことをふまえ、やはりリフォームの際はキッチンを新しくした方が良いケースがほとんどです。
ただ、どうしても既存のキッチンを使いたいという方もいらっしゃると思いますので、その時は業者さんとしっかり相談するのがおすすめです。
別の方法を考える
どうしても費用をかけたくないというのであれば、キッチンを変えずに収納部分をカウンターにしてアイランドキッチン風にするという方法もあります。
そう考える方はぜひ下の記事を参考にしてみてください。
キッチンリフォーム種類別のメリットデメリット
では、それぞれのリフォームのメリット・デメリットはどうなのでしょうか。
やはりそれぞれの特色もあるので、自分の希望のキッチンリフォームにより近いものを選びたいですね。
そのためにメリット・デメリットをしっかり把握しましょう。
壁置き型から対面型キッチンへリフォーム
・リビングの様子を見ながらお料理ができるので、コミュニケーションがとりやすくなる。
・料理や洗い物の受け渡しがしやすい。
・壁置きからだとキッチンに必要な面積がそこまで増えない。
・給排水管やダクトの工事が必要になるので費用がかさむ。
・油煙や臭いなどがリビングに広がりやすい。
壁置き型から対面アイランドキッチンへリフォーム
・リビングの様子を見ながらお料理ができるので、コミュニケーションがとりやすくなる。
・料理や洗い物の受け渡しがしやすい。
・開放感があり、様々な角度からキッチンに立てるので料理でコミュニケーションをとれる。
・給排水管やダクトの工事が必要になるので費用がかさむ。
・油煙や臭いなどがリビングに広がりやすい。
・来客などから目につきやすいため気になる人は常にきれいに片づけておかなくてはいけない。
・それなりの面積が必要になる。
階を移動するリフォーム
・生活スタイルの変化に伴って生じた不便さを解消することができる。
・給排水管やダクト・電気の大幅な工事が必要になるので、他のリフォームに比べて費用がかさむ。
このリフォームは上の階、あるいは下の階へと移るものですが同じ場所の上下移動と、異なる場所への上下移動ではかなり金額に差が出ます。
移動のみのリフォーム
・移動する距離が短ければ、費用を抑えることもできる。
・動線が悪い、日当たりが悪いなどのちょっとした不便さを解消できることもある。
・給排水管やダクトの工事は必ず必要になるので、思ったより費用がかさむ。
しっかりとメリットデメリットをふまえた上で、どんなキッチンにするかを検討しましょう!
キッチンをリフォームするなら移動もしたい!費用っていくらぐらい?についてのまとめ
今回は、移動を含むキッチンのリフォームについてご紹介しました。
言葉は聞いたことがあるけれど、意外と知らなかったキッチンの種類もリフォームの参考にしてみてください。
費用もどのようなキッチンをどのように移動するかで異なりますが、20万円~400万円かかります。思ったよりかかる…と思った方もいらっしゃると思います。
けれどキッチンの寿命も考えつつ、リフォームしたらどうなるんだろうと考えると楽しみになりますね。
一生のうちリフォームをする機会というのは、中々ありません。
もしその機会があるのであれば失敗しないように、後悔しないようにしたいものです。
それに、いざ使ってみたら不便だったなんてことにもならないように、リフォーム業者さんにシュミレーションもしっかりお願いしてください!
キッチンリフォームを検討している方は、こちらもご参考にしてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。