こんにちは。いずみです!
今使っている壁付けキッチンからリフォームして憧れのアイランドキッチンで料理がしたい!
家事をする方なら一度は思いますよね。
デザイン性が高く、広々とした空間でコミュニケーションも取りやすい。
アイランドキッチンはそんな夢が広がるキッチンです。
だからこそ、読者様もアイランドキッチンへリフォームしようと思うのでしょう。
でも、ちょっと待ってください!
壁付けキッチンからアイランドキッチンへ変える時に気を付けないといけない事があります。
いざリフォームするとなってから困らないよう
- システムキッチンの種類
- アイランドキッチンの大きさと必要なスペース
- リフォームするための費用
- 油はねについて
などについて、ご紹介します。
システムキッチンの種類
キッチンには様々な種類があるので、まずはタイプ別の特徴を説明をしていきます。
引用:リフォームガイド
壁付けキッチン
壁を向いて調理をする壁付型。壁面に沿って備えられているキッチンのことです。
【I型キッチン】
引用:リフォームガイド
コンロ、シンク、調理場が一直線に並んでいるキッチンで多くのご家庭にあるタイプです。
壁に沿って横長な造りなので場所を取りません。また、キッチンの後ろが調理スペース兼ダイニングスペースとなるので、面積を有効活用できます。
【Ⅱ型キッチン】
引用:リフォームガイド
コンロとシンクが2列に分かれているキッチンです。
複数人で調理をしたり、お皿を洗う時はダイニングを向いてしたいという方には使いやすいです。
【L型キッチン】
引用:リフォームガイド
L字型になっているキッチンで、コンロとシンクが90°に配置されているため移動距離が短く効率的に作業ができます。
キッチン全てを壁につけたり一辺のみ壁につけたりすることができるので、使い方に合ったレイアウトが可能です。
【U型キッチン】
引用:リフォームガイド
コの字型に作業スペースと収納スペースが配置されているキッチンです。
独立した空間になりやすく、料理好きに向いています。
対面キッチン
ダイニングとキッチンが仕切られておらず、ダイニングの方を向いて調理をするキッチンの事。
【アイランドキッチン】
引用:リフォームガイド
アイランドという名前の通り、島のように独立していて壁に面していないキッチンの事です。
ダイニングと繋がっていることが多いので、開放的な空間になります。
小さいお子さんがいる場合は見守りながら調理できて安心ですし、ご家族との会話を楽しむ事ができるのも良いですね。
【ペニンシュラキッチン】
引用:リフォームガイド
ペニンシュラ(英語で半島)のように、片側だけ壁に面しているキッチンの事です。
ダイニングの方を向いて調理したいが、スペースがそこまでないという方に向いています。
対面式よりもおしゃれ感がアップするアイランドキッチン、憧れる人は多いですよね!
最近は、そのデザイン性からアイランドキッチンにする人も増えてきています。
ただ、壁付けキッチンからアイランドキッチンへリフォームする時に気を付けたいことがあります。
キッチン移動する時の確認事項についてはこちらで紹介しています。
アイランドキッチン必要な広さとは
アイランドキッチンは他のキッチンとは使いやすい大きさや必要なスペースが違っています。
どんな違いがあるのかみてみましょう。
使いやすい大きさ
アイランドキッチンは対面からでも作業がしやすいように大きめの造りになっています。
他のキッチンと比べると下の図のように違いがあります。
引用:リショップナビ
キッチンは作業するだけではなく、置くスペースも必要です。
アイランドキッチンだと、より大事な部分となります。
引用:LIXIL
狭くなり過ぎると機能性を失ってしまうので、大きさを決めるのは大事な作業です。
キッチンに居る時間は決して短くありません。
ご家族の人数、用途を考えてご家庭にあった大きさを決めたいですね。
必要なスペース
キッチンのタイプによって必要なスペースが違います。
壁付けキッチンの場合は1番スペースを取らないI型キッチンで4帖程度。
それに比べ、アイランドキッチンは周りに通路となるスペースが必要なので、その分広さが必要になります。
通路となるスペースは80㎝からが一般的な広さです。
引用:LIXIL
キッチンの後ろに食器棚を置いたり、通路スペースの確保したりすると5~6畳程度必要になります。
開放感があるアイランドキッチンですが、相当なスペースがいる事がわかります。
開放感が魅力的なアイランドキッチンですが、四方に通路となるスペースが必要になるので検討の際は気をつけてくださいね。
壁付け型から対面型に変更する諸費用は?
アイランドキッチンは他のタイプのキッチンと決定的に違う部分があります。
それは、壁から離れているという事です。
コンロやシンクの移動があるため、換気ダクト、排水管の移動工事が必要となってきます。
特に換気ダクトは注意が必要です。
新たなキッチンのコンロ上に換気ダクトを延長させる際に、ダクトを通せる天井かどうか調べないといけません。
リフォーム可能かという確認に加え、見積りも複数社に依頼し比較することをおススメします。
●一般的な壁付けキッチンからのアイランドキッチンへリフォームの場合
アイランドキッチンに発生する付随工事の平均費用
- 解体工事費用:約5〜10万円
- キッチン取り付け費用:約15万円〜
- 壁のクロス張替え:約5万円〜
- 給排水管工事:約5万円〜
- 電気系統工事:約5万円〜
引用:ハピすむ
●壁付けキッチンから壁付けキッチンへリフォームの場合
I型キッチンに発生する付属工事の平均費用
- 仮設工事やクリーニング:約1万円
- 解体・撤去・処分工事:約2万円~
- 給排水工事:約3~5万円
- 内装工事:約2万円~
- 設備工事:約10万円~
- 諸経費:「リフォーム金額の○○%」のように記載してあることが多い
引用:ハピすむ
このように、壁付けキッチンでリフォームする場合は約20~25万円です。
一方、アイランドキッチンに変更する場合は約40万円かかります。
このように、アイランドキッチンにするには工事費用が高めだということを忘れないようにしてください。
キッチン移動について詳細をお知りになりたい方はこちら
他のシステムキッチンの費用と価格相場をお知りになりたい方はこちら
開放感の代償?油はねを防ぐには
アイランドキッチンってデザイン性があっておしゃれですよね。
ただ、油はねがあって手入れが大変…という方も少なくありません。
調理に油は欠かせないので、こまめに掃除をしていないとすぐベタベタになってしまいます。
特に揚げ物はよく跳ねるので、注意が必要です。
それでは、どのようにしたら良いのでしょうか。
この時に便利なのがオイルガードと呼ばれるものです。
オイルガード【可動式】
掃除が面倒!そんな方におススメ。
【使い捨てタイプ】
レンジパネルでかNEW
引用:Amazon
普段は収納し使う時だけ出したい方におススメ。
【スタンドタイプ】
【オダジマ】 使うときだけ レンジガード
引用:Amazon
ヨシカワ(Yoshikawa)システム用レンジカバー
引用:Amazon
マッキンリー水はね防止ガード・IHレンジガード EK-201-Zクリア
引用:Amazon
(オーカベガラス)OOKABE GLASS キッチン油はねガード 水はね防止
引用:Amazon
オイルガード【固定式】
しっかり固定したいけど開放感も大事!そんな方におススメ。
【ロータイプ型】
引用:Panasonic
30㎝程の高さの強化ガラスを金具で固定しガードするタイプ。
【コの字型】
上までしっかりカバーしたい方におススメ。
引用:Panasonic
カウンターから天井まで広い範囲カバーしてくれるタイプ。
このタイプについては、リフォーム会社によって約3~5万と金額に差があります。
ですので、見積りをしてもらうことをおススメします。
マンションリフォームで憧れのキッチンへ!のまとめ
今回は壁付けキッチンからアイランドキッチンへ変更する際の注意点をご紹介しました。
キッチンには壁面に付いている壁付けキッチンとダイニングの方を向いている対面キッチンがあります。
壁付けキッチンからアイランドキッチンへ変える時には適度なサイズと必要なスペースは以前と違うため、ご家庭にあったサイズを検討してみてくださいね。
変更に伴う費用もアイランドキッチンでは構造が変化するため、通常より高くなります。
移動が可能か確認するとともに見積もりも出してもらいリフォームを進めていきましょう。
移動する前に油はねの対策方法も考えておくことをおススメします。
気づいていたら汚れていた…とはなりたくないですよね。
なので、リフォームする前にオイルガードを固定式にするか、可動式にするか決めておくとリフォームがスムーズに進みますよ。
憧れのアイランドキッチン。手に入れてから後悔がないよう、リフォームができると良いですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。