こんにちは。いずみです!
ちょっと一息つきながら、おしゃれなインテリア雑誌やサイトを眺めていたら……
突然、ぴーん!とくるステキな内装に出会うことってありませんか?
インテリアって見ているだけでも幸せな気持ちになっちゃいます♪
この前も雑誌で、こーんなステキなキッチンの写真を見つけました!
信じられないかもしれませんが、DIYでキッチンの壁をタイルにすることも可能です!
- どんなタイルがあるの?
- タイルって、メンテナンスは大変?
- 実物を見ることはできるの?
- 自分でDIYできる?
実例をご紹介しながら、そんな疑問にお答えしていきたいと思います!
キッチンの壁タイル【ステキな実例4選】
雑誌で見かけたようなタイルの他にも、魅力のあるタイルはたくさんあります。
まずは実例をご紹介しますので、イメージをふくらませましょう!
ナチュラルな雰囲気がやさしいモザイクタイル
■淡い色合いが、塗り壁や明るい木目調の扉や棚とマッチした優しいキッチン
引用:INAX
裏がネット貼りでサイズ調整のしやすいモザイクタイルは、扱いやすさも特徴です。
色や素材も豊富なので、様々な印象の空間を生み出すことができます!
木目調!?これもタイルです!
■まるで、外国のカフェのようなイメージのかっこいいキッチン
引用:リビエラ
ひとつひとつのタイルに豊かな表情があり、組み合わせ次第で違う印象を作れます。
タイルの並べ方、割付を考えるのも楽しいひとときになりそうですね!
ブリックタイプ 上品な立体感が奥行きを演出
■表面の凹凸が光を反射し、陰影が白の美しさを引き立たせるキッチン
引用:リビエラ
セメント系人造石製で、美しさを引き立たせる個々のバラつきが素材の特性。
目地材を詰めない空目地(からめじ)施工で、2~3㎜の隙間から下地が見えやすくなります。
下地処理などを含め、DIYに慣れている人向けの材料です。
特徴のある柄で個性的でクールなテイスト!
■時代を経て、美しく朽ちていく様を表現したミックステイストのキッチン
引用:リビエラ
ヒビやハガレを、敢えてデザインとして取り入れたタイル。
古びて無骨な印象の中でも、深みを感じる取り合わせは、新しさを感じます。
どれもそれぞれに、違ったよさがあるキッチンですね!
どんなタイルにしようか、迷ってしまいますよね。
タイル壁のキッチンのイメージが膨らんで、ますますタイルに惹かれますよね。
続いてタイルの基本について、ご説明していきたいと思います。
タイルってなに?メリット・デメリットも探ります
ステキなタイル壁のキッチンを見て、すっかりリフォームをしたくなっていませんか?
でも、ちょっと待ってください!
そもそも、タイルってなんでしょう。
よく見かける陶器製のタイルだけでなく、ガラスのタイルもあります。
見た目はとてもきれいなのですが、素材がガラスだと、割れやすいというデメリットがあります。
物を落としたりぶつけたりすると、欠けたり割れたりしてしまうかもしれません。
見た目の美しさだけでない、タイルの機能や特徴をまとめました。
メリット、デメリットについてもあわせて解説していきます。
タイルとは
薄い板状にして焼かれた陶磁器のことです。
主に、陶器質タイルと磁器質タイルの2種類。
最近はセメント系人造石やガラスなど、陶磁器以外の新素材も増えています。
国内産地は、有田・瀬戸・多治見・京都・信楽・常滑など。
海外からの輸入はイタリアをはじめとするヨーロッパ、韓国、中国などから。
■陶器質タイル
引用:LIXIL
- 焼成温度 1000度以下
- 表面が多孔質で水分を吸湿しやすい
- 吸水率は22%以下
- たたくと鈍い音がする
- 寸法精度・発色がよい
- 浴室・キッチン・洗面所などの内装壁用
■磁器質タイル
引用:LIXIL
- 焼成温度:1250度以上
- 表面の密度が高い
- 吸水性は低く1%以下
- たたくと澄んだ高い音がする
- 耐久性に優れ、外壁や床用に使われる
■ガラスタイル
引用:LIXIL
- ガラス製でモザイクタイルが多い
- 透明感ときらめきのある表情が特徴
- 割れや欠けにより、ケガなどの恐れがある
陶磁器製のタイルでも割れることはあるけれど、ガラスは破片が危険なんです・・・!
キラメキ感が欲しいなら、こんな異素材もあります!
引用:タイルパーク
貝で作られた、シェルタイルです。
ガラスとは違ったきらめきが、とってもキレイ!
このように、色柄だけでなく数多くの種類が存在するタイル。
選択肢が多く、希望のインテリアスタイルに合わせられるのは嬉しいですね。
タイルのメリット
では続いて、タイルのいいところを見ていきましょう!
- 壁紙などに比べて傷がつきにくい
- 油や調味料汚れに強く、水拭きで汚れを落とすことができる。
- 経年劣化のスピードが遅い。
- 水にも火にも強い。
タイルの種類により効果や性能は異なりますが、まさにキッチンまわりにぴったりですね!
タイルのデメリット
逆にタイルの気になる点は、どんなところでしょうか?
- 壁紙に比べて、価格が高い
- 目地にカビや汚れがつきやすい
長い目で見ると貼り替えの必要が少なく、ランニングコスト(※)が安くなるのがタイルの利点。
また最近では、汚れのつきにくい目地材も販売され、目地汚れの心配も少なくなりました。
ランニングコストとは。
経年劣化によるメンテナンスなどにかかる費用のこと。
それに対して、最初にかかる費用を「イニシャルコスト」と言います。
こうしてみてみると、メリットだらけのタイル。
デメリットもカバーできる方法があるので、やってみる価値はありますよね。
キッチンタイル壁のリフォーム方法と気になる価格
メリット・デメリットも理解できたところで、DIY方法を見ていきましょう。
トライしてみよう!DIY
DIYでタイルをキッチンの壁に貼る工事の主な手順は、次の3ステップ。
- 解体・調整:もともとの壁仕上げ材をはがして、デコボコ部分を調整する。
- 割付・貼付:タイルをどのように貼るかを決め、接着剤をつけて貼っていく。
- 目仕込み・仕上げ:目地セメントを埋め込み、拭きあげて仕上げる。
引用:YOUTUBE
動画では大きな工具を使ってタイルを切断しているので、ちょっと大変そうですよね。
ネット貼りタイプのモザイクタイルはカッターで裏面のネットを切り分けることでサイズ調整ができ、初心者でも作業しやすくオススメです。
DIYと業者依頼の費用相場検証
気持ちは前向きにととのってきましたが、やっぱり気になるのはコスト。
ここで、キッチン壁のタイル貼りDIYにかかる費用を検証してみたいと思います!
- タイル:¥5,000~¥15,000/㎡
- 接着剤:¥5,000~/ケース
- 目地材:¥2,000~
DIYであれば、¥12,000~¥25,000/㎡ の費用でリフォームが出来そうですね。
タイルの価格で、トータルコストは大きく変わりそうです。
では業者に依頼するとプラスでどれくらいの費用が掛かるでしょうか?
¥5,000~¥10,000/㎡
面積にもよりますが、出張費・廃材処理費・交通費などもろもろの経費が加算されます。
と言っても、正確な金額は、業者に見積を依頼しないと分からないのが実情なんです。
DIYのリアルなところを聞いてみよう!【DIY実例3選】
やっぱりできるならコストも抑えながら、ステキなキッチンにしたいですね。
DIYでキッチンリフォームの夢を叶えたみなさんのおうちを、覗かせていただきましょう!
引用:INSTAGRAM
今のキッチンに不満はないけれど、もっとステキにしたい!
そんな思いでDIYされた方の夢のタイル壁。
優しい色合いが、キッチン全体の雰囲気にマッチするアクセントになっていますね。
引用:INSTAGRAM
こちらは人気の「サブウェイタイル」
ステンレスのシンクとの相性抜群で、スタイリッシュなキッチンに!!
このサブウェイタイル。
1900年代のはじめにニューヨークの地下鉄で使われていたんです!
かっこいいなぁ。
引用:INSTAGRAM
こちらはレンガのような雰囲気のタイルです。
あたたかみのあるデザインにぴったりですね!
タイルと言っても、好みのインテリアに合わせて印象も変わりますね。
みなさんもお気に入りのタイルを見つけて、DIYしてみましょう!
迷ったら、実際にタイルに触れにいこう!
インターネットやカタログでたくさんのタイルを見ることができます。
でも、やっぱり実物をいろいろ見てみたくなりますよね。
全国のタイルメーカーのショールームでは、数多くのサンプルを見ることが出来るんです!
いくつか、魅力的なショールームをご紹介したいと思います。
ぜひ、お住まいのお近くのショールームを探してみてくださいね。
■名古屋モザイク
引用:名古屋モザイク
多彩なモザイクタイルだけでなく、大判のタイルや石材などの取り扱いがあり、ショールームではたくさんのサンプルを見ることができます。
またお子様と一緒にたのしめるワークショップなど、さまざまな企画も要チェック。
アウトレットセールが開催されることもあるようです!
お得に手に入れたタイルでDIYにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
全国のショールーム:札幌・仙台・東京・横浜・静岡・名古屋・大阪・広島・福岡・沖縄
■ADVAN
引用:ADVAN
タイルなどの素材だけでなく、洗面ボウルや床材などの建材の取り扱いもあります。
全国5か所に展開しているショールームでは、現品セールが行われることも。
メンテナンスや施工に関する動画紹介もあり、DIYチャレンジャーにも優しい情報が満載です!
全国のショールーム:東京・名古屋・大阪・福岡・沖縄
リフォームしちゃおう!壁タイルで魅惑のキッチンに大変身!!のまとめ
今回は、タイルの魅力とキッチン壁のリフォームについてお話してきました。
【キッチン壁タイルの魅力】
今すぐ真似したくなるようなオシャレな実例に照らし合わせながら、タイルの特徴をご紹介しました。
木目調と相性の良いナチュラルなもの、クールテイストや外国のカフェのようなおしゃれ空間を実現できるものまで、タイル壁には様々な特徴と素材による味があって魅力満載です。
【タイルのメリットとデメリット】
タイル壁のキッチンにするにあたっては、
- 傷がつきにくく、汚れに強い
- 経年劣化のスピードが遅くて、水や火にも強い
というメリットがあり、見た目だけでなく機能性の面でもタイルはキッチンに向いています。
その一方で、デメリットも考慮する必要があります。
- 壁紙に比べて、価格が高い
- 目地にカビや汚れがつきやすい
ただ、後々の貼り替えが必要が必要ないのでかかるのは初期費用のみですし、目地汚れの問題に関しては、汚れがつきにくい目地材を選ぶことでカバーすることが可能です。
【タイル貼りのDIY方法と実例】
DIYでタイルをキッチンの壁に貼る方法と、業者に作業を依頼する場合の費用相場についてご説明しました。
タイルの種類は多く、素材や加工によって単価も大きく異なるため、どんなタイルをどのくらいの面積に使用するかでトータルコストが変わってきます。
DIYでキッチンリフォームされた実例を見てイメージを膨らませながら、自分でできそうなお手本を見つけるのも大切です。
機会があれば、タイルメーカーのショールームに足を運んで実物に触れてみるのもいいですね。
もちろんDIYは大変なこともありますが、それを含めてステキなおうちづくり。
ご覧いただいてきた通り、タイルは素材を選ぶときから、楽しみがたくさん。
雑誌で見たような、オシャレなキッチンにすることも夢ではありません!
ぜひ、キッチンリフォームでステキなタイル壁にしてみてくださいね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。