こんにちは。いずみです!
キッチンのリフォームをしたいと思って色んなキッチンをインターネットで検索してみたけど、種類がたくさんありすぎてどれにしようか決められないって思ってませんか?
そんなお気持ちとってもわかります!
どのキッチンもそれぞれが魅力的で、なかなか決められないですよね。
そこで今回はどんなキッチンが良いのか迷っている読者のみなさんに、キッチン本体を選ぶコツを伝授したいと思います。
それぞれのご自宅に合ったキッチンが選べられるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみて下さいね。
キッチン本体を選ぶコツ1 最初にサイズを決めよう!
オシャレなキッチンがたくさん載っているカタログを見るのはとてもワクワクして、見ているだけでも十分楽しいですよね。
でも、まずは最初に現在お使いのキッチンのサイズを測りながらサイズを決めていきましょう。
現在少し狭いなと感じているようであれば「ここからここまであればいいな」と思う長さも測っておきましょう。
間口(横幅)
メーカーによって「間口」と書かれていたり「横幅」と書かれていますが同じことを指しています。
「間口」とはシンク側の横幅の事を言います。
間口は広ければ調理スペースを広くとれ、調理器具や食材などを沢山置けるので使いやすそうに思えます。
しかし広すぎるとシンクとコンロが遠くなってしまってかえって使いづらく感じてしまいます。
また、冷蔵庫や電子レンジなどの家電や保存食を置いておくためのスペースも確保しなくてはいけないので広ければいいというものでもありません。
シンクとコンロの間は120~180cmに収めるとストレスなく作業が出来ますのでそのくらいを目安としてサイズを決めて下さいね。
高さ
天板までの高さは高すぎると調理の際の作業がしにくくなり、低すぎると腰に負担がかかります。
床から天板までの高さの寸法は「身長÷2+5」cmが一番使いやすい高さと言われています。
身長150cmであれば、高さは80cm。
身長160cmであれば、高さは85cm。
といった感じです。
ただ、この計算での高さに関しては使いやすいかどうか感じ方に個人差があるのであくまでも目安として下さい。
現在使っているキッチンの高さに不満が無いようなら、使い慣れている高さから大きく変えない方が使いやすく感じるという場合もあります。
高さについては、実際に実物の前に立ってみて使いやすいかシュミレーションしてみるのが一番確実です。
奥行
キッチンの奥行きはどのメーカーもほとんど60cmか65cm が一般的です。
対面型のキッチンの場合は80cm以上が一般的です。
台所が狭い場合、奥行55cmのタイプもあったりもします。
しかし、奥行を選べる商品となるとそれだけで限られてくるので目安位の気持ちで測っておく方が本体を選ぶ幅が広がりますよ。
キッチン本体を選ぶコツ2 次はキッチンの形を決めよう!
メーカーによってさまざまな呼び方があるのですが、ここでは大きく三種類に分けてみました。
キッチンの形を決める際は調理している時間をどんな風に過ごしていきたいかを考えるのが悩まないコツです。
I型キッチン
最もベーシックなタイプです。
今使っているキッチンがI型の方や予算を抑えたい方にオススメです。
壁付けキッチンは調理中は作業に集中したい方にもオススメです。
L型キッチン
収納量がI型よりも多いので、家族が多くキッチンに立つ人数が多い方や調理器具が多い方、作業スペースを広く取りたい方にもオススメです。
対面型キッチン
収納量も多く、キッチンからリビングやダイニングが見られるのが特長です。
目が離せない小さなお子様がいる家庭や調理中も家族との一体感を楽しみたい方に人気のタイプです。
手元を見せたくない方にはキッチンとリビングの間に壁の有るタイプもあります。
調理中も家族との一体感を大切にしたい方にはオープン対面キッチンがおススメです。
キッチン本体を選ぶコツ3 「ここにはこだわりたい」の優先順位を付けよう!
ここまでは読者のみなさまも悩まずにスッと決められた事でしょう。
もうあらかじめ決まっていたという方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここからがいよいよ、多くの方が決められないポイントのメーカー&本体選びです。
悩まないコツは自分の中のこだわりたいポイントの優先順位を決める事です。
例えば、 価格・機能性・デザイン・色・その他のこだわりたいポイント。
もちろんせっかくリフォームするならどれもこだわりたいところなのですが、「強いて言うなら・・・」というくらいの気持ちで良いので自分の中でランキングをつけてみて下さい。
あとは自分の中の「キッチンこだわりランキング」を満たしてくれるメーカーを見つけるだけです!
各メーカーの特徴を簡単にまとめてみたのでメーカー選びの参考にして下さい。
価格の安さにこだわりたい方にオススメ
■ ニトリ
本体価格が15万円台からと圧倒的に低価格です。
グレードによっては対面型のキッチンの販売もありますし、何より店舗数が多いので現物を見に行きやすいというメリットがあります。
ニトリのキッチンについては以前書いた記事もありますので検討中の方はぜひ参考にして下さい。
■ ハウステック
ヤマダ電機傘下のメーカーで低価格ながら高品質な商品展開をしています。
扉カラーと取っ手の組み合わせがバリエーション豊かなので価格だけでなくカラーにもこだわりたい方にオススメです。
■ サンワカンパニー
ネット通販のみでの販売により、問屋を通さず販売することによって低価格で販売することを可能にしているメーカーです。
デザインはシンプルなものが多いのでシンプルなキッチンが好きな人にはとてもオススメです。
低価格の中でも展開している商品数が多いので広い選択肢の中から選びたい方にもオススメです。
機能性にこだわりたい方にオススメ
■ クリナップ
防カビや防臭、防錆機能がついていたり、シンクのゴミが流水でまとめられたりと、便利機能が備わっています。
クリナップは収納力もあるので食器や調理器具が多い方にもオススメです。
投稿が見つかりません。
■ パナソニック
おなじみの家電メーカーですので省エネ機能が付いていていたり、10年間お手入れ不要なレンジフードがあったりと、電気メーカーならではの便利機能がたくさんあります。
本体のデザインにもこだわった商品が多いのでデザインにこだわりたい方にもオススメです。
■ タカラスタンダード
耐久性が高くお手入れもしやすいホーロー素材を使用しているのが特徴です。
油汚れも落ちやすいので耐久性や手入れのしやすさを重視したい方にオススメです。
■ リクシル
収納位置が使いやすいように計算されていて小物を入れるポケットも多いのでお料理をキッチンで楽しむための機能が備わっています。
キッチンの使いやすさにこだわりたい方はもちろん、間口の展開も多いので希望のサイズがなかなか見つからない方にもオススメです。
■ TOTO
お掃除のしやすさや節電、節水機能が備わっています。
シンクに水がたまりにくい設計になっているので汚れがたまりにくく、手入れに手間をかけたくない方、節水や節電にこだわりたい方にオススメです。
デザインにこだわりたい方にオススメ
■ トーヨー
キッチンとインテリアで「住む」を楽しむという事にこだわった、モダンでおしゃれなメーカーです。
職人さんがこだわって仕上げたステンレスのキッチンがクールです。
また動線についても考えられているのでデザインだけでなく、使い勝手にもこだわりたい方にオススメです。
■ トクラス
人工大理石の高級感や滑らかな手触りにこだわりたい方にオススメです。
デザインだけでなく、耐久性やお手入れのしやすさにこだわりたい方にオススメです。
キッチン本体を選ぶコツ4 キッチンの色を決めよう!
キッチン本体の色だけでもインテリアや台所全体の雰囲気を左右してしまうので悩んでしまうポイントの一つですよね。
キッチンだけの部分リフォームであれば、現状の空間との調和も考えなくてはいけなくなります。
「もう、何でもいいや!」って投げ出したくなってしまうかもしれませんね。
なので次は色選びのコツについてお話します。
まず、台所の床や天井、壁を見てください。
これらは空間の約70%を占めている色なのでこれらの色をベースにキッチンの色を選んでいきましょう。
システムキッチンやテーブルや椅子、カーテンなどの色は全体の20~30%を占めています。
例えば、壁や床が暗めの色でキッチンも暗めの色を選んだとすると、台所全体が暗~くなってしまうのでキッチン本体は少し明るめの色にするといった感じです。
テーブルや椅子の色と合わせてみるのも全体の調和が取りやすいですよ。
雰囲気別におススメカラーを紹介していきますので色選びの参考にして下さい。
シンプル・ナチュラルな雰囲気にしたい方
白や木目調がおススメです。
現在がどんなインテリアであっても大体なじむのでコーディネートしやすく、一番人気のある色です。
なじみやすいので個性を出すのは難しいですが落ち着いた印象の台所にはおススメです。
明るくしたい方
台所で楽しく作業するために思い切って好きな色を選んでみるというのもアリですね。
赤や黄色やオレンジなどの暖色系は台所全体をパッと明るくしてくれます。
原色の暖色系だと圧迫感を感じてしまうという方もいらっしゃるので注意が必要ですが、広い空間の中であればアクセントとしてオシャレな印象になりますよ。
原色ではなくパステル系の暖色であれば圧迫感が出ず、柔らかい雰囲気が出せます。
清潔感を出したい方
水色や緑などの寒色系だとさわやかで、清潔感があるように感じます。
特に淡い緑色は優しい印象を与えてくれるので、リラックス効果もありますよ。
青や紺、深緑などの濃い色の寒色系であれば、モダンな雰囲気を出すことが出来ます。
スタイリッシュにしたい方
洋画で見るような都会的でスタイリッシュなキッチンにしたい方には、黒やグレー、シルバーがおススメです。
特に黒色は高級な印象も与えてくれるのでコーディネート次第では全体のオシャレ感がグッと上がりますよ。
キッチン本体を選ぶコツ5 オプションを決めよう!
ここまできたらもう大丈夫!
基本的な機能は本体にすでに付いているのですが、こだわりたい方のためにキッチン本体にオプションを付けることが出来ます。
追加料金がかかるので、予算に余裕のある方や、自分の中の「キッチンこだわりランキング」でオプションが上位に来ていた方はぜひ最後までこだわってみて下さい。
オプションの一例としては食器洗い機やIHコンロ。
天板を手入れの楽な人工大理石にしたり、蛇口に浄水器を付けたり・・・などなど。
キッチンをさらに便利にするためのオプションが各社色々ありますので楽しみながら選んで下さいね。
キッチン本体を選ぶコツ6 失敗しないために
キッチン本体選びで一番悩むのはみなさま共通してメーカー選びです。
自分の中の「キッチンこだわりランキング」を作って何を優先するのかを明らかにするのが一番の近道です。
また、失敗しないためには実際にショールームで検討している商品の現物に触れてみてください。
実際のキッチンの使い勝手はそれぞれの身長や体型によっても異なってくるので実際に見てシュミレーションしてみることが大切です。
色見本は、照明の下での見え方だけでなく太陽光の下での見え方や、暗い所での見え方もチェックすると、色での失敗は少なくなります。
現在の台所の様子をスマホで撮って持っていくとショールームでアドバイスを受ける時に役立ちます。
また実際に設置してくれる施工業者ともよく相談することも忘れないで下さいね。
打ち合わせの時にトラブルにならないために、打ち合わせのコツはこちらに詳しく書かれていますので良かったら参考にして下さい。
「もう迷わない!キッチン本体を選ぶコツを伝授します!」まとめ
キッチン本体を迷わず選ぶためにはまず、どんなキッチンにしたいのかを明確にするのが一番の近道です。
1.サイズを決める
2.形を決める
3.優先順位を決める
4.色を決める
5.オプションを決める
この順番で本体選びを行えば迷わずに自宅に合ったキッチン選びが出来ます。
家族みんなが納得出来るよう、家族それぞれの「キッチンこだわりランキング」を紙に書き出して、みんなで優先順位を決めていくとスムーズに本体選びが出来ますよ。
読者のみなさんが、納得のゆく素敵なキッチンに出会えますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。