こんにちは。いずみです!
「キッチンが壁向きではなく、リビングを向いた対面式キッチンだったら・・・」
「この壁がなかったら、リビングの子どもたちの様子が見られるのに・・・」
このようにお考えの方、いらっしゃいませんか?
家事をしながら、子どもたちや家族の様子が見えると安心ですよね。
壁付けキッチンから、リビング・ダイニングの方へ向けた対面式キッチンへリフォームする人が増えています。
そこで、「もっと子育てしやすい家にしたい!」ということで、リビング・ダイニングのリフォームも同時に考える方もいらっしゃいます。
今回はもっと子育てしやすい家へ、リビング・ダイニング・キッチンをリフォームした場合の費用と事例をご紹介します。
リビング・ダイニング・キッチンリフォームの費用
リビング、ダイニング、キッチン、ぜーんぶリフォームすると、夢のような住み心地になりそうです!
そうはいっても、気になるのは費用ですよね・・・。
では、キッチンと、リビング・ダイニングそれぞれにわけて費用を紹介しますね。
キッチンのリフォーム費用
対面式キッチンへのリフォーム費用は、キッチン本体のグレードにより異なります。
グレード | シンプル | スタンダード | ハイグレード |
対面式キッチン | 70~100万円 | 80~130万円 | 90~160万円 |
本体の費用に加えて工事費もあわせると、キッチンのリフォームの中心価格帯は100~150万円です。
キッチンの場所を大きく変えて配管工事が大掛かりになると、200~250万円以上かかる場合もあります。
リビング・ダイニングのリフォーム費用
リビング・ダイニングのリフォームは、間取り変更や、キッチンと雰囲気を合わせるための内装工事になります。
中心価格帯は100~150万円です。
LDKリフォームで失敗しないためには・・・・
- 予算を決める
- インターネットや本を見て、理想のイメージを固める
- リフォーム業者は3社ほど相見積もりをとる
このような準備をしておくと、失敗を防げます。
リビング・ダイニング・キッチンをおしゃれに見せるコツは照明!
リビング・ダイニング・キッチンをおしゃれに見せるコツは・・・・ずばり照明です!
リビングは、小学生のお子さんがいたら勉強したりテレビを見たりするところなので、明るさが必要です。
リビングに明るさを出すといったら、シーリングライトが一般的です。
<シーリングライト>
シーリングライトでも十分おしゃれなリビングになりますが、「ダウンライト」「ペンダントライト」「スポットライト」を使うと、もっと簡単におしゃれに見えます。
ダウンライト
ダウンライトは、キッチン・リビングの主照明におすすめです。
天井に埋め込まれているので、スッキリとした印象です。
<キッチン×ダウンライト>
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引用:Instagram
<リビング・ダイニング×ダウンライト>
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ダウンライトの電球は、蛍光灯タイプ・LED電球タイプ・LED内蔵タイプの3種類に分けられます。
このうち、LED内蔵タイプの電球交換には電気工事士の資格が必要なので、業者に依頼しなければなりません。
交換費用は、1個あたり5千円~1万円ほどです。
ダウンライトはメンテナンス費用がかかるところがデメリットですが、LEDライトは寿命が40,000時間あるといわれています。
1日8時間365日、点灯させたとしたら14年の寿命があることになるので、こまめにメンテナンスが必要ではありません。
ペンダントライト
ペンダントライトは、キッチンの手元灯、またはダイニングの照明におすすめです。
ダウンライトや、後述するスポットライトに比べて、個性を出しやすい照明器具です。
<キッチン×ペンダントライト>
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また、キッチンとダイニングは近い場所にあることが多いので、どちらにもペンダントライトを使用する場合は、統一感ある照明器具にすることをおすすめします。
<キッチン・ダイニング×ペンダントライト>
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スポットライト
スポットライトは、照らしたいところをより明るくする照明で、雰囲気あるおしゃれな空間を演出します。
キッチンの手元灯や、リビングの間接照明におすすめです。
ダクトレール(ライトを複数つけられる1本のバー)を使用すると、レール上を移動させて好きなところを照らせます。
明るさが必要なキッチンの手元灯に使用すると、かっこいい雰囲気のキッチンになります。
<キッチン×スポットライト>
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<リビング×スポットライト>
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照明は部屋の雰囲気を作るから、ぜひこだわってみて下さいね!
おしゃれな電球色・集中力を高める昼白色
照明器具の種類によっても雰囲気は変わりますが、光の色味も重要です。
光の色味は5種類ありますが、照明器具として一般的に売られているのは「昼光色」「昼白色」「電球色」の3種類になります。
おしゃれな空間を演出するには、黄味がかった暖色系の「電球色」がおすすめです。
しかし電球色はリラックス効果が強いので、お子さんの勉強をリビングでとお考えの場合は「昼白色」が集中力を高めるので良いでしょう。
電球色と昼光色を切り替えられる調色機能付き照明器具を、検討してみてください。
照明器具の明るさや色味について、こちらで詳しく解説しているのでご覧ください。
リビング・ダイニング・キッチンの床色によって変わる雰囲気
リビング、ダイニング、キッチンをまとめてカラーコーディネートするときは、3つのカラーを考えます。
場所 | 黄金比率 | |
ベースカラー | 床、天井、壁 | 全体の70% |
アソートカラー | 建具、カーテン、ソファー、ラグ | 全体の25% |
アクセントカラー | クッション、観葉植物、小物類 | 全体の5% |
ここでは、ベースカラーの床色でお部屋の雰囲気がどんな風に変わるか、事例を紹介します。
ホワイト
引用:a.flat
ホワイトは膨張色なので、部屋全体が明るくなり開放感があります。
リビングを広く見せたい方におすすめです。
ホコリは目立ちませんが、髪の毛・ゴミが落ちていると目立ちます。
床色をホワイトにした場合、アソートカラー・アクセントカラー別に、事例を紹介します。
【アソートカラー・グレー】×【アクセントカラー・ブラック】
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【アソートカラー・ブラウン】×【アクセントカラー・ブルー】
引用:a.flat
ナチュラル
引用:a.flat
ナチュラルは温かみがあり、壁やソファなどのアソートカラーは、どんな色でも合わせやすいです。
無難な印象ですが、飽きない色でもあります。
ホコリも髪の毛もゴミも目立ちにくいので、こまめな掃除が苦手な方におすすめです。
【アソートカラー・ホワイト】×【アクセントカラー・グリーン】
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床色にナチュラルを選び、壁・天井の色をホワイトにすると、アクセントカラーはどんな色を選んでもきれいにまとまります。
【アソートカラー・ホワイト】×【アクセントカラー・ネイビー】
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ダークブラウン
引用:a.flat
ダークブラウンは、落ち着いた印象を与えます。高級感ある家具を使いたい方におすすめです。
傷がつくと目立つので、小さなお子様がいらっしゃる家庭にはあまりおすすめできません。
また、髪の毛やゴミは目立ちませんが、ホコリや水濡れ跡は目立ちます。
【アソートカラー・ホワイト】×【アクセントカラー・グリーン】
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【アソートカラー・ホワイト】×【アクセントカラー・レッド】
引用:a.flat
リビングの床色を中心にコーディネートするのもいいけれど、手持ちのダイニングテーブルの色を中心にコーディネートしたり、リフォーム予定のキッチンの色が譲れない場合もありますよね。
自分のお気に入りが引き立つようなコーディネートを心掛けると、満足度も高まりますよ!
子育て世代が床色に迷ったらホワイト!
子育て世代が床色に迷ったら、ずばりホワイトがおすすめです!
髪の毛・ゴミが目立つことを逆手にとる
床色をホワイトにすると、とにかく髪の毛や食べこぼし(ゴミ)が目立ちます。
なぜホワイトがおすすめかというと、子どもが自分でこぼした食べ物だと分かれば、すすんで拾ってくれるようになるからです。
髪の毛がたくさん落ちているのを見たら、ご主人も気になって掃除してくれるかもしれません。
ゴミが目立つデメリットを逆手にとって、家族がすすんで掃除する家になることでしょう。
家族みんなが掃除しやすいように、クイックルワイパーが手に届きやすいところにあったり、自立式ハンディ掃除機がリビングの隅にあるともっと良いですね。
ゴミが分かりやすいから、他の床色より掃除後の達成感が大きいですよ。
でも、奥さん自身がきれい好きになったという声もありますよ。
自宅がホワイト色の床ですが手入れはそんなに大変ではありませんよ^^
それに、これは考え方なのでしょうが自分の場合、埃や毛が見える分進んで【ちょこっと掃除】をするようになりました。いやいやするといったものではなく、きれいを極力保ちたいと自分で思うようになりました。逆にゴミが目立たない色を選択し見えないからといって掃除をしないよりはとてもよかったと思ってます^^
引用:Yahoo不動産
子どもが、自分で汚したと認識できる
床をホワイトにして、壁紙もホワイトにすると統一感が出て、膨張色なのでより一層部屋を明るく広く見せます。
ホワイトで統一された部屋は開放感があり、居心地の良いリビングになることでしょう。
しかし、子どもが汚れた手で触ると、汚れが目立つことも事実。
このデメリットを逆手にとって「汚れた手で触ると、家が汚れる」ことを、子どもに認識させるには最適なんです。
手が汚れたら、率先して手洗いするお子さんになるのではないでしょうか。
そんな時は、サンゲツより「フィルム汚れ防止壁紙」という汚れが落ちやすい壁紙が発売されています。
引用:Style D’art
油性ペン汚れ含め、アルコールでほとんどの汚れが落ちます。
「リビング!ダイニング!キッチン!全部リフォームする費用は?」まとめ
- キッチンリフォーム=100~150万円
- リビング・ダイニングリフォーム=100~150万円
- 予算を決める
- インターネットや本を見て、理想のイメージを固める
- リフォーム業者は3社ほど相見積もりをとる
- リフォーム業者は安さだけで選ばず、質問してみて納得の回答が得られる業者と契約する
- おしゃれに見える3つの照明は「ダウンライト」「ペンダントライト」「スポットライト」
- おしゃれに見える色味は電球色、集中力を高める色味は昼白色
- ベースカラー=床、壁、天井・・・全体の70%
- アソートカラー=建具、カーテン、ソファー、ラグ・・・全体の25%
- アクセントカラー=クッション、観葉植物、小物類・・・全体の5%
お手持ちの家具の色や、リフォーム予定のキッチンの色からカラーコーディネートを考えて、床色を決めてもいいかもしれませんね。
リフォーム会社にカラーコーディネーターがいることもあるので、コーディネートに自信がない人は一度問い合わせてみてください。
読者様のお家が、もっと子育てしやすいようなリビング・ダイニング・キッチンリフォームとなりますように。
キッチンリフォームの費用を少しでも抑えたい方へ、おすすめの記事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。