こんにちは。いずみです!
今回は、システムキッチンリフォームの価格を抑える方法についてお伝えしますね。
「システムキッチンリフォーム」…
今までのキッチンがぐーんとキレイになりそうな憧れのリフォームですね。
だってキッチンそのもののリフォームですから、壁紙だけとかコンロだけとかに比べたら、ずっと大掛かりな大変身リフォームです。そりゃもう期待はめいっぱい広がります♪
でも…
そこに横たわる暗くてふかーい問題は…
そう「費用」です。
キッチンをまるごと取り換えるので、どうしても費用はかかります。何よりも、キッチンそのものの費用に加えて、工事費がばかになりません。その前にもともとのキッチンの撤去費用もかかります…
あー、いったいいくらかかるの~!
でも‥…諦めることはありません。
システムキッチンについて詳しく知っているかどうかで、費用もぐっと変わってくるんですよ!
今回は、知らないと知っているでは大違い、システムキッチンのリフォーム費用を格安に抑える方法についてお伝えいたします。
ぜひしっかりチェックしてくださいね!
システムキッチンリフォームの価格相場は?
女性に限らず、お料理好きな男性にとっても、使いやすくておしゃれなキッチンは憧れの的。
失敗しないためにも、まずはシステムキッチンリフォームの価格相場から見ていきましょう。
システムキッチンリフォームの中心になる価格帯は50〜150万円です。
キッチンのグレード、工事の範囲・複雑さによって変動するので、かなり幅が生じます。
また、戸建てかマンションかでも費用が大きく変わってきます。
●戸建てマンションは100~150万円くらい。
●マンションは60~90万円くらいが価格相場です。
戸建てキッチンリフォーム費用の中心価格帯
引用:ホームプロ
マンションキッチンリフォーム費用の中心価格帯
引用:ホームプロ
この表から考えると、戸建てなら100万円以下、マンションなら60万円以下なら「格安」と言えそうです。
マンションの場合はある程度制約があるケースが多く、大掛かりなリフォームはなかなか難しいので、価格相場も低めになります。
戸建てでは新たに水回りの工事が必要になるケースもあるので、その場合は費用もアップしてしまいます。
格安システムキッチンリフォームの決め手は相見積!
リフォーム費用を抑えるためにまずやるべきこと。それは・・・
相見積(あいみつもり)を取ることです!
相見積とは、複数の業者から見積もりを出してもらい、価格やサービス内容を比較することです。略して「あいみつ」と呼ぶこともあります。
- 見積に対する対応や見積書を比較し、信頼できるリフォーム業者を見極める
- サービスをや価格を比較し、自分の求めるグレードやサービスに合ったリフォーム業者を選ぶ
- リフォーム工事の総額の相場を知り、価格が妥当なのかを判断する
ネットで探せば、いろいろな会社の相見積を一括で取れるサイトがあるから大丈夫です!
サイトもたくさんあるので、おすすめのところをまとめてみました。
どの会社も全国に加盟店があって、無料で利用できますよ。
会社名 | タウンライフ リフォーム |
リフォーム比較プロ | ハウジングバザール | ベスト@リフォーム |
||
加盟店 | 1500社 | 300社 | 500社 | 1000社 | 300社 | 記載無し |
紹介数 | 最大5社 | 地域による | 3~4社 | 最大5社 | 地域による | 地域による |
見積申込時間 | 30秒 | 3分 | 1分 | 2分 | 3分 | 1分 |
特徴 | 加盟店数No.1
全社国家資格保有 申込みも簡単 |
大手~中小企業を独自審査で厳選
全社国家資格保有 |
初心者・小規模リフォームでも安心 | 諸経費込みの定額料金表示が嬉しい | 工務店を紹介
こだわりのリフォームを実現 |
大手優良企業を厳選 |
全国の業者が加盟しているので、これなら自分に合ったリフォーム業者が選べそうですね♪
ただし、相見積は、数多くすればいい、というものではありません。目安は3社程度です。
相見積をきちんと比較検討するには時間と手間が掛かります。タダだからと手あたり次第に見積を申し込むと、あとで困るのは自分自身。
そして頼む予定もないようなところに見積をお願いするのは、マナー違反です。
そして一番大切なこと。
リフォーム会社を決めるポイントが、予算なのか工事期間なのか信頼度なのか、など、自分が一番大切にしたいポイントを明確にして、比較検討しましょう。ここがはっきりしないまま相見積を取っても意味がありません。
もちろん、決めたリフォーム会社以外に対してお断りするのは、まったく問題ありませんよ。
キッチン本体費用を格安に抑える方法とは?
システムキッチンリフォームにおいて、費用の大部分を占めるのは、なんといっても「キッチン本体の価格」です。
レイアウト別・グレード別にシステムキッチン本体費用の目安を下記にまとめてみましたので参考にしてください。
レイアウト/グレード | シンプル | スタンダード | ハイグレード |
I型キッチン | 50万~80万 | 60万~90万 | 70万~120万 |
L型キッチン | 65万~90万 | 75万~120万 | 85万~130万 |
対面式キッチン | 70万~100万 | 80万~130万 | 90万~160万 |
またコンロはIHクッキングヒーターを選ぶと、ガスコンロより 2万円~10万円程度高くなります。
では具体的に、大手キッチンメーカーが扱う最も安いレイアウト&グレード「I型キッチン × シンプルタイプ」でガスコンロ使用のキッチンを紹介していきますね。
大手キッチンメーカーの格安システムキッチンをチェック!
それでは代表的な大手4社のシステムキッチンを見ていきましょう。
LIXIL Shiera(シエラ)
引用:LIXIL
「シエラ」は使い勝手や好みに合わせて、ワークトップ、シンク、扉のカラーを自分好みに仕上げられる満足度の高いキッチンになります。
機能性・使いやすさ・デザイン性を兼ね備えたキッチンです。
引用:LIXIL
Panasonic リビングステーション V-Style
引用:Panasonic
「リビングステーションV-style」は、外観はとてもシンプルでムダがなく、使いやすさを追求したキッチン。ファンの汚れを全自動で吹き飛ばす「油トルネード機能」のついたレンジフードは10年に1回のお掃除でいいそうです。
シンプルで機能的なキッチンをお考えの方におススメです。
引用:Panasonic
TOTO ミッテ
引用:TOTO
「ミッテ」は見た目はシンプルですが、節水効果抜群の「水ほうき水栓」や、国内最高水準の低ホルムアルデヒド素材を使用など、エコロジーと健康にもこだわりを持つキッチンです。
ドイツ語で「中央」を意味するミッテ(mitte)には、「家族みんなが集まる場所」というステキな意味が込められているそうですよ。
引用:TOTO
クリナップ ラクエア
引用:クリナップ
「自然な風合いと機能性を大切にする」という考えでつくられたのが「ラクエラ」です。
こだわりあるシンクの機能性に加え、扉カラーは38色のカラーバリエーション。
ナチュラル感あるシステムキッチンでありながら、高い耐久性や使いやすい収納を追求しており、お手入れもカンタンにできるキッチンです。
引用:クリナップ
これまで見てきたものをまとめますと、システムキッチン本体費用が安くなるポイントはこのようになります。
- デザイン重視ではなく、シンプルで使い勝手重視のタイプを選ぶ。
- 収納は引き出しタイプでなく開き扉タイプを選ぶ
- IHではなくガスコンロを選ぶ
- 食洗器がないものを選ぶ
価格を下げることばかり考えているとリフォームの目的を見失うので、バランス良く選んでいきましょう!
どうしても食洗器は必需品!というご家庭もありますよね。
その場合は我慢して諦めない方がいいですよ。
大手キッチンメーカー以外の格安キッチンをチェック!
大手キッチンメーカー以外にもコストパフォーマンスに優れたシステムキッチンを取り扱っているメーカーがあります。代表的なものを3つご紹介しましょう。
ニトリ BSライトプラン
引用:ニトリ
「お、ねだん以上。」で知られる家具のニトリも、システムキッチンを取り扱っています!
必要な機能だけをシンプルに追及していて、その分お安い値段で設定されています。一番シンプルなBSライトプランで15万9,000円。
大手キッチンメーカーでは開き扉タイプが定番だったからお得感がありますね。
色もオプションも選択できる上に、サイズも豊富なのがいいですね。
IKEA メトード
引用:IKEA
北欧風のおしゃれなデザインと手頃な価格で、安定した人気を誇るIKEAのシステムキッチン。自分好みのスタイルに合わせて、様々な組み合わせを選ぶことが出来ます。
上記は組み合わせの一例ですが、トータルでキッチン本体だけなら 20万2,100円。設備機器を入れると 31万8,920円。設備機器の選び方次第ではもっと安く抑えることが出来ます。
サンワカンパニー プレーンKミディアム
引用:サンワカンパニー
サンワカンパニーの「プレーンKミディアム」はとにかくシンプルで機能性を重視する方におススメのオリジナルキッチンです。
引き出し式の大容量収納、機能性とデザイン性、コストパフォーマンスを兼ね備えたファミリータイプのシステムキッチンです。
引用:サンワカンパニー
ご紹介したこれらのキッチンは、本体は販売店から購入し、設置工事は別の業者に依頼することもできます。(施主支給といいます。)
ただし、この施主支給の場合はメーカー保証はつきません。
組み立て前の商品は完成品とはいえないため、もし工事業者や自分で組み立て中に不備があってもメーカー側にはその責任がないからです。
ですので、仮に別の業者に設置をお願いした方が安くなることがあったとしても、メーカー保証があった方が安心と思う方は、商品の発注時に組み立ても一緒に依頼することをおすすめします。
裏ワザ!展示品・アウトレット品を狙う
新品じゃなくてもいいから少しでも安く購入したい!という方は、展示品やアウトレット品を検討してみるものひとつの方法です。
大手住設メーカーのショールームに展示されていた商品や、旧モデルの在庫処分品が格安で市場に出回っています。
展示品だった場合は本体表面に少々のキズやへこみがあることを考慮した上で購入するようにしましょう。
今回は2つのサイトをご紹介いたします。
ヤマダウェブコム
引用:ヤマダウェブコム
ヤマダウェブコムでは、日本全国からお住まいの地域を選んで探すことが出来ます。最大85%オフ!もちろん現地調査をしてくれて、設置可能かどうかの判断、工事費算出などをしてくれますよ。
工事費・運搬費・廃棄費用は個人負担です。
上の写真は一例です。いずれもすでに商談中で購入出来ませんが、「販売中」と表示されているものの中から選んで申し込みます。早い者勝ちなのでマメにチェックしたいですね。
アウトレット建材王
引用:アウトレット建材王国
こちらも一例です。このサイトでは、全国のショールームで展示されていたシステムキッチンを多数扱っています。設置する工務店との連絡なども請け負ってくれます。
ただし全て展示品なので、傷やへこみなどは現地で直接確認することをお勧めいたします。
ただし保証期間が本体によって異なるので、そこもしっかり確認して検討しましょう!
キッチンリフォームの工事費用を格安に抑える方法とは?
ここまでシステムキッチンの本体価格を見てきましたが、リフォームは工事のやり方によっても費用が大きく変動します。ここでは工事費用を格安に抑える方法をご紹介します。
同じ位置に同じ型のキッチンを設置する
まずは、もともとあったキッチンと同じものに交換する方法です。これなら、周辺工事は全く不要ですよね。
逆に大きさや仕様の異なるキッチンにリフォームすると、壁や床のリフォームも必要になり、当然工事費用も高くなります。
もともとのキッチンがお気に入りで、ただ新しくしたいだけなら、ぜひこの方法をお勧めいたします。
リフォーム場所を限定する
システムキッチンリフォームというと、丸ごと取り換えるイメージがありますが、気になる部分だけを部分的にリフォームする方法もあります。
多くのシステムキッチンは、いくつかの部品を組み合わせて成り立っています。ですから気になる部分や壊れた部分だけをリフォームすれば、本体価格も工事費用も格安で済ませることが出来ます。
また、水回りの工事が不要なら、かなり限定的なリフォームで済むので、当然、費用も格安に抑えることが出来ます。
部分工事 & シンプルキッチン丸ごと交換工事の2パターンで見積を取って比較して検討してみることをおすすめします。
ここで、「あいみつ」の出番なんです!
「システムキッチンのリフォームを格安でやる方法」まとめ
今回は、「高い」というイメージのシステムキッチンリフォームを、格安で行う方法をいろいろお伝えいたしました。
- 戸建てかマンションかで相場は変わってくるので、自分の住まいに沿った価格をチェック。
- 信頼できる一括見積サイトから、3社程度の業者の相見積を取って比較検討。
- 安く抑えたいポイントや、これだけは譲れないこだわりポイントを確認。
- 新品にこだわらなければ、展示品・アウトレット品も狙い目。
- システムキッチン本体価格だけでなく、工事費を抑える方法も忘れずにチェック。
システムキッチンリフォームをお考えのみなさんも、上手にあいみつして、お得にリフォームしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!