こんにちは。いずみです!
キッチンやダイニングに、「もっと収納スペースが欲しい」と思ったことはありませんか?
物であふれてしまっては、せっかく綺麗なダイニングキッチンが台無しです。
「キッチンカウンターやダイニングテーブルに、つい色んな物を置いたままにしてしまう…。」という方は多いと思います。
そんな方にはキッチンカウンター下のスペースに収納を設けることをおすすめします!
収納もできて、オシャレなデザインも豊富なキッチンカウンター下収納。リフォームして得すること間違いなし!です。
この記事では
こんな疑問にお答えします。
キッチンカウンター下収納とは?
対面キッチンって、リビングの様子を見ながら炊事ができていいですよね。
特に子どもが小さい家庭では、様子を時々確認しながら料理できるのは安心です。
今は対面キッチンが主流で、カウンターが前にせり出しているタイプなら、カウンター下に収納をつけられます。
収納できて便利なだけではなくて、部屋のインテリアになるオシャレなデザインがたくさんあるんですよ。
キッチンカウンター下収納とは、「キッチンカウンターの天板がせり出している部分の下に作られた収納スペース」のことです。
百聞は一見に如かず!実際に画像を見ていただいた方がわかりやすいと思います。
引用:Room Clip
予想以上に沢山のものが収納できると思いませんか?
この部分をデッドスペースにしたままにしているのは、もったいないです。
上手く活用すれば、空間を狭めることなく、機能的に収納でき、見せ方を工夫すれば立派なインテリアの一部にもなります。
家族が一番利用するキッチンダイニング。
収納スペースが増えると、とても便利ですよ。
キッチンカウンター下収納を作る方法とは?
実際にカウンター下収納を作るには、次の3つの方法が考えられます。
- 既製品を使用する
- 業者にオーダーメイドで発注する
- DIYに挑戦する
それぞれの特徴を見ていきましょう。
DIYで設置する
DIYの良いところは、どんなスペースでもぴったりに作製できることです。
それは、キッチンカウンター下のような省スペースの場合は特に無駄が出来ず、大きなメリットを感じます。
カウンター下の高さや幅の寸法は規定などがなく、各家庭によって異なります。
なので、既製品ではカウンターの下端と収納の上端に微妙な隙間ができてしまう場合も。
労力はかかりますが、DIYなら無駄なく自分好みで愛着の湧くお気に入りのスペースにすることができますね。
既製品を使う
カウンター下収納のための収納庫は、既製品が豊富にあります。
安価なものだと1万円程度のものからあり、デザインも様々です。
これなら気軽に下収納を検討できそうですよね!
ただ、デメリットもあります。
一番はぴったりのサイズにすることが難しく、隙間や余分なスペースができてしまう点です。
当然ですが、カウンター下の空きスペースは家々でサイズが異なり、それに合う既製品を探す必要があります。
サイズのみオーダーできる既製品も多くありますが、どうしても隙間はできてしまいます。
隙間ができてしまうと、インテリアとしても見た目が良くないですし、ホコリがたまりやすくなってしまいます。
引用:楽天市場
オーダーメイド
費用や時間はかかりますが、業者にリフォームしてもらうのが一番です。
大きさやデザインが、全て自分の思い通りになります。隙間ができる心配もありません。
インテリアのプロの方の話を聞きながらコーディネートを考えることができるため、個々の希望に沿った、機能的でオシャレな収納にできます。
後で解説しますが、収納庫には色柄のデザインだけでなく、使い方や好みに合わせて自由に変更できる部分が多くあります。
既製品とオーダーメイドの2つを比較してみました!
既製品 | オーダーメイド | |
価格 | WIN! | |
手軽さ | WIN! | |
サイズ感 | WIN! | |
見た目 | WIN! | |
組み立て | WIN! | |
バリエーション | WIN! |
個人的な意見ですが、持ち家の方には是非オーダーメイドをおすすめします。
個々の需要に応じて、自由自在にデザインにすることができますよ。
自分に合う、機能的でオシャレなキッチンカウンター下収納を目指すなら、オーダーメイドがおすすめです。
それぞれのメリット・デメリットを確認して、納得のリフォームにしてくださいね。
カウンター下収納をリフォームする時のポイントは?
カウンター下収納をリフォームで作る時には、いくつか前もって決めておくことがあります。
ここでは、リフォーム前に確認して欲しいこと、実際にリフォームする際の注意点4点について解説します。
置きたいものを考える
一番重要になるのは、「カウンター下のスペースをどのように使いたいか」という点です。
一般的には高さ60~100cm、奥行25~35cmという、決して広くない空間をどのように活用するかをイメージすることが大切です。
そして、リフォーム後にどんなメリットがあるか具体的に想像できれば、楽しくリフォームに取り組むことができるでしょう。
例えば、カウンター下に本を収納したいと思った場合はこちら。
引用:Room Clip
表向きに本を収納できる形にすれば、お子様の絵本をインテリアの一部として飾ることもできますし、読みかけの雑誌をすぐに取り出すことができます。
こんな風に、具体的に何をどのように置きたいのかをまずイメージしてみてくださいね。
「ディアウォール」という商品を使ってDIYしています。
引用:Amazon
このディアウォールは、ツーバイフォー材(2×4材)、棚板用の木材を用意すると壁に穴をあけることなく、つっばり棒形式で簡単にDIYで棚を製作することができますよ。
賃貸にお住まいの方でも挑戦できますね。
収納を設置する必要性を考える
何を置きたいかが決まったら、次はそれを収納するための家具について考えましょう。
本棚・引出し・ラックなど、形状は様々です。このようなデザインに関しては、後程詳しく解説します。
その家具を置くことで、部屋がどんな印象になるかを考えることも重要なポイントです。
カウンター下に家具を置くことで、
- 片付けや掃除が大変になってしまった
- 部屋が狭く感じる
- 部屋のイメージが悪くなってしまった
このように感じるようになることもあります。
「カウンター下には家具を置かない」という選択肢があることを忘れないでくださいね。
収納場所が増えると、ゴチャゴチャしたものを何でもかんでもそこに入れて隠してしまう人もいます。
そんな人にとっては、収納スペースが増えることに本当にメリットがあるとは言い難いですよね。
収納家具の形状を考える
収納には、素材や形状にバリエーションがたくさんあります。
どんなものを選択するかによって、仕上がりの見た目や機能が変わってきますので、十分に検討してください。
●扉なし
頻繁に使用するものを収納したい方や、見せる収納にしたいという方には、扉なしで棚を設置することをおすすめします。
- 中のものがすぐ取り出せる。
- 中を直接見ることができる。
- 中に埃やゴミが入りやすい。
- 中が見えてしまう。
- 地震が起きた場合、中のものが出やすい。
●木製扉
木の温かみを取り入れたい方や、インテリアの一部として設置をしたいと考える方には、木製扉がおすすめです。
- 部屋がフローリングの場合、統一感がでる。
- インテリア感が強い。
- 中が見えない。
- 中に埃やゴミが入らない。
- 中が見えない。
- 費用が高い。
中身が見えない事は、ごちゃごちゃ感を隠せるメリットにもなります。
しかし、何をどこにしまったかが分かりにくなってしまうので、家族で共有する場所ではデメリットにもなります。
●ガラス・アクリル扉
見せる収納がいいなと思いつつ、埃やゴミが入りやすいのは嫌という方には、扉にガラスやアクリルなどの透明な素材を選ぶといいと思います。
また、その透明度の低くすると中身がハッキリ見えることなく、収納物を確認できるようにもなります。
- 見せる収納を叶えつつ中に埃やゴミが入らない。
- 透明度の低いものを使用すれば、中身がハッキリ見えない。
- ガラスの場合、ヒビや割れる場合がある
ガラス扉はかっこよくおしゃれにも感じますが、小さなお子様がいる場合は扉の扱いに注意が必要ですね。
●引き出し
小物類を整理して収納したい方には、引き出し収納を設置するのがおすすめです。
- 細かく分類して収納できる。
- 必要な場所だけを開けることができる。
- 開ける際に、手前に開けるペースが必要
- 収納容量が減る。
引き出しにすると細かく整理して収納できるようになりますが、カウンター下という狭いスペースの為、奥行きがあまりない引き出しになります。
●両開き(観音開き)
手前に十分なスペースの確保ができ、一度に中身を見渡したいという方には、両開きの扉をおすすめします。
- 一面を大きく開けることができる。
- 開ける際に手前に開けるペースが必要。
●スライド式
- 開ける際に手間にスペースがいらない。
- 地震の際に中のものが出にくい。
- 横スライドの場合、半面づつしか開けることができない。
それぞれの特徴をふまえて、自分の好みやスタイルにあう収納を設置しましょう。
どれにしようか迷う場合は収納したいものや、どのように収納するかを具体的にイメージすると決めやすいと思います。
収納家具のデザインを考える
色やデザインも重要なポイントです。
他の家具、フローリングの色味、壁の色、キッチン回りの素材などを参考にし、部屋の雰囲気に合っている素材を選びましょう。
見た目をそれぞれの部屋に調和させることができるのも、オーダーメイドでリフォームする強みです。
先程の形状も、オーダーメイドなら自由に組み合わせることができます!
キッチンカウンター下収納をオーダーメイド!そのリフォーム費用は?
オーダーメイドでカウンター下収納を作成する場合、その大きさによって値段が変わってきます。
幅100cm程度で約12万円
幅130cm程度で約14万円
幅160cm程度で約16万円
ただし、当然のことながら、デザインや見積もりをとる会社によって価格は異なります。
可能であれば、複数のリフォーム会社を検討してみてくださいね。
キッチンカウンター下収納 リフォーム実例5選
引用:3rd-style
引用:Blue Design
引用:HAMILTON
引用:3rd-style
【キッチンカウンター下収納】機能的でオシャレにリフォーム まとめ
- キッチンカウンターの天板がせり出している部分の下に作られた収納スペース
- デッドスペースを活用できる
- 何をどのように収納したいのか具体的に考える
- 既製品を使うのか、オーダーメイドでリフォームするのか、DIYに挑戦するのかを選択する
- 収納したいものに合わせて機能的な形状にする
- 部屋の雰囲気と合う色やデザインにする
- 幅100cm程度 約12万円
- 幅130cm程度 約14万円
- 幅160cm程度 約16万円
- 扉なし
- 木製扉
- ガラス・アクリル扉
- 引き出し
- 両開き(観音開き)扉
- スライド式扉
- 素材も選択できデザインが豊富
いくらオシャレにリフォームしても、活用できなかったら、勿体ないですよね。
具体的なことを先に考えてからリフォームすれば、より満足のいくリフォームになりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。