こんにちは。いずみです!
ダイニングって、こまごました物がたくさんありませんか?
テーブルの上にごちゃごちゃ出しっぱなしで、うんざりしてしまう毎日。
- ダイレクトメールや、子どもたちの学校から届く連絡プリント類
- ボールペンやハサミなどの文房具
- お客様用のティーカップやパーティグッズ
食器棚やキッチン収納では足りなかったり、出し入れに不便な場所だったりしますよね。
ちょっとしたことですが、文具をキッチンの引き出しにしまっているから、いちいち取り出すのが面倒に思うことも。
片づけが面倒で、つい出しっぱなしになってしまうこともありますよね。
デッドスペースになりがちな「キッチンカウンターの下」。
ダイニング側から使える収納があると、便利だと思いませんか?
- 自分だけのオリジナル造作家具
- 既製品を設置するお手軽リフォーム
- DIYで叶える自分好みの収納スペース
この3つの収納アイディアを、じっくりお伝えしたいと思います!
キッチンカウンター下をオーダーメイドなリフォームで理想空間に!
まずご紹介するのは「オーダーメイドの造作家具」です。
なんだか夢のようなお話ですが、一体どんなものでしょうか。
造作家具収納って、実際はどんな感じ?
「造作家具(ぞうさくかぐ)」とは、既成品ではない「つくり付けの家具」を指します。
素材や形を自由に設定でき、サイズぴったりに収めて作るオーダー造作家具。
既製品に比べて高くなりますが、「自分たちだけのオリジナル家具」って魅力的ですよね。
引用:RoomClip
隙間なく収まり、引出・オープン棚・開き扉などを自由に設計でき、希望に限りなく近い収納スペースを実現することが出来ます。
では、造作家具をオーダーするにはどうすればよいのでしょうか?
依頼方法3パターンを順にご案内します。
リフォーム業者や工務店で作ってもらう
まずご検討いただきたいのは、リフォーム業者や工務店への依頼。
特に床材や壁紙の貼り替えなど「他のリフォームもする場合」は、次のメリットがあります。
- まとめて依頼することでコストダウンになる
- 統一感のあるインテリアにすることができる
でも、家具を得意としていない業者の場合もあり、細かな要望に応えられないことも。
ひとまず、いくつかの業者に問い合わせ、見積りを依頼することが大切です!
そんな時は「リフォーム見積一括サービス」を、活用してみてはいかがですか?
「リフォーム見積一括サービス」とは、希望に近いリフォーム業者とのマッチングをし、まとめて見積依頼を代行するサービスです。
自分で複数社から見積もりを取る手間を省けるので、とても便利ですよ!
町の家具屋さんに依頼する
続いてご紹介するのは、自分たち好みの家具屋さんを見つけて、直接依頼する方法。
「オーダー家具」+「地域名」で検索サイトで調べてみましょう。
お住まいのエリアの造作家具を作ってくれる業者が、たくさん出てきます。
ひとつひとつのサイトを見ながら、希望に合う依頼先を探すのは大変ですよね。
でもせっかくの「自分たちだけの家具」なので、その工程も思い出になるはずです!
人気のあるお店だと、半年待ちなんてこともあります。
見積と合わせて、納期も問い合わせてみてくださいね!
置き家具メーカーでセミオーダー
オーダー家具の受注をしている、置き家具メーカーもあります。
「置き家具」とは、テーブルやソファなど、いわゆる「固定されていない家具」のこと。
特に木質の家具を得意としているところは、造り付け家具への対応も柔軟です。
今回は、例として2社ご紹介します。
■柏木工(岐阜県高山市)
受け継がれた匠の技術を生かし、長く使い続けられる家具を作る飛騨高山のメーカーです。
引用:柏木工
引用:柏木工
参考価格:¥400,000~
こちらは既成サイズを組み合わせる「セミオーダータイプ」の収納シリーズ「L Form」
優れた木の加工技術を誇るメーカーだけに、細かな仕上げまで美しく素材の良さも余すところなく感じられます。
■カンディハウス(北海道旭川市)
カンディハウスの原点は、北海道の森にあります。
豊かな北海道の森の近くにある工場で、丁寧なものづくりを続けている家具メーカーです。
引用:カンディハウス
引用:カンディハウス
数百種類のパーツを組み合わせてつくるシステムファニチャー「am(アム)」シリーズです。
素材やパーツの組み合わせは無限大。
設計・施工も請け負ってくれるので、価格と一緒にメーカーに問い合わせてみてくださいね。
サイズやパーツを組み合わせる以外に、フルオーダーできる場合もあります。
システムだけでは収まらない場合は、特注対応可能か聞いてみてください!
収納家具の素材やデザインにあわせたダイニングセットを思い切ってそろえて、統一感のあるインテリアにまとめるのもいいですね。
お部屋全体のインテリアと合わせ、自由設計で無駄なくピッタリ作れる「造作家具」。
打ち合わせの手間や工期が長い、割高になるなど、少しデメリットに感じることもありますが、完成した時の喜びはきっと想像以上になるはずです!
収納家具を長く大切に使うためにも、ぜひご検討ください。
お部屋の雰囲気に合わせて作る家具は、とってもステキですね。
しっかり壁に固定して、地震対策もばっちりです!
でも実は、壁に固定してしまうようなオーダー家具は、ライフスタイルの変化に合わせて移動させにくい、というデメリットもあります。
将来的なことも考えて、必要があるかどうかを考えるのが大切です。
造作家具も完全に固定せず作ることもできますが、既製品で置くだけの収納家具もあります。
続いて賃貸住宅の方や、ひとまず片づける場所が欲しい方にオススメの収納をご紹介します。
既製品を使ったキッチンカウンター下収納
ここでご紹介するのは、既製品を使った収納。
業者への工事依頼なく、設置するだけの気軽にできる方法です。
引用:RoomClip
参考価格:開き扉4枚分¥28,800~(奥行22cm・幅120cm・高さ85cm )
こちらは組み立て上がった完成品が届くので、開梱したらあとは置くだけ!
手間がかからないだけでなく、ビス打ちの失敗などで傷をつけてしまう心配もありませんね。
写真の両サイドにある引出タイプと組み合わせることで、収納用途も広がります。
引用:RoomClip
参考価格:¥200,000~
こちらの収納は、扉の種類や素材、棚の仕様などの細かい選択が可能です。
インテリアに合わせて自由にデザインできるのが、嬉しいポイント。
「オンボード工法」と呼ばれるビス打ちの出来ない壁にも固定できます。
「耐震ラッチ」など強い揺れを感じると自動でロックのかかる部材が標準装備されていたり、地震対策もしっかりされていて安心ですね。
造作家具に比べると「オリジナリティ」に欠けるところはあります。
でも各メーカーが使いやすさを研究して考えられた収納。
かゆいところに手の届く、使い勝手のよいアイディアが詰まっています。
既成のキッチンカウンター下収納は、インターネット通販やホームセンターなどでの取り扱いがありますので、ぜひ探してみてください。
カラーボックスでお手軽収納スペースをつくっちゃおう!
最後にご紹介するアイディアは、カラーボックスDIYで収納スペースを作る方法です。
カラーボックスと言えば、ホームセンターや通信販売でお手軽に購入できる収納家具ですね。
連結させる・重ねる・横にする
自由な発想で収納スペースを確保して、便利な収納スペースを作りましょう!
引用:ニトリ
まずは実例を見てみましょう!
すっきりとカウンター下に収めた、ホワイトのカラーボックス収納です。
引用:RoomClip
コーナー部分にアール(扇型)タイプのボックスを組み合わせた、見事な収納スペースです。
植物や絵本などを飾る場所としても活用されていて、とてもオシャレ。
カラーボックスは、1個あたり1,000円前後で購入できますので、お財布にも優しいですね。
オープン収納を上手に利用するには?
気軽に設置できるカラーボックス収納ですが、扉がついていません。
こちらの実例のように引き出しやカゴなどを利用して整理整頓をする必要があります。
引用:instagram
すっきりモノトーンでまとまって、おしゃれですね!
引き出しやファイルボックスを組み合わせて、しっかり整理整頓されているのも清潔感を引き立てていますね。
カラーボックスでオープンな収納を作るときは、3つのポイントをしっかり押さえて、必要なサポート収納グッズをそろえましょう!
- 収納するものの、種類と量を把握する
- カラーボックスの内側の寸法を、きっちり測る
- 引き出し・ファイルボックスなど使い勝手を想定する
もっともっとオシャレにするアイデア
「カラーボックスをそのまま置くだけでは、なんとなく物足りない。」
そんな読者様にもオススメなのが、カフェのような雰囲気にリメイクする方法。
引用:instagram
こちらの方は、フレームを取り付け、塗装してオリジナルのDIYを楽しまれていますね。
「キッチンの収納やカウンターにしてみたいな!」
実例を見ていると、そんな気持ちになってきませんか?
リフォームでキッチンカウンター下に収納を作って便利な暮らし!のまとめ
毎日の暮らしを便利にするためにダイニングにあふれる小物を整理し、キッチンカウンターの下に収納を作る方法をお伝えしてきました。
(1)オーダー家具で収納をつくる
「自分たちだけのオリジナルの家具」を作るご提案。
依頼先は次の3つ。
- 町の家具屋さん
- 置き家具メーカー
- リフォーム業者や工務
固定型のオーダー家具は、ライフスタイルの変化に合わせにくいなどデメリットもあります。
将来的な視野で、何が必要かを見極めて選択する必要性もお伝えしました。
(2)既成の収納を使う
完成された状態で届き、すぐに使えるのが便利な既製品。
あらかじめ利用者の要望を想定して、必要な収納量・方法が設定されており、自分で片づけるのが苦手な人にも扱いやすいのが魅力的です。
(3)カラーボックスを使う
カラーボックスにファイルボックスや引出を組み合わせて、整理整頓をしている実例をご紹介しました。
カラーボックスを塗装したりすることで、オリジナリティのある演出をすることもできる、DIYや自分でインテリアコーディネートをすることが得意な方向けのご提案です。
キッチンカウンター下の収納と言っても、いろいろな方法がありますね。
読者様の希望にあう収納方法は見つかりましたか。
ダイニングをスッキリさせて、ストレスフリーなリフォームができますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。