こんにちは。いずみです!
読者のみなさんは家具メーカーの「IKEA」に行ったことはありますか?
スウェーデン発祥のIKEAは北欧のおしゃれなデザインの家具や雑貨がとても人気です。
人気なのはデザインだけではありません。
店舗にはただ商品が並んでいるだけでなくモデルハウスのように展示されていて、実際に家で使うときのイメージが湧きやすいようになっています。
その中でも特に目を引くのがキッチンコーナーではないでしょうか。
IKEAのキッチンはデザインや素材がおしゃれでまるで海外のお家のような雰囲気です。
さらに各部品を自分で好きに選ぶことができるので理想のキッチンを作ることが出来ます。
しかし、自由度が高いからこそ失敗しないでIKEAのキッチンを選べるか心配な方もいるかもしれません。
今回はIKEAのキッチンの選び方や選ぶ際の注意点を見ていきましょう。
キッチンリフォーム!IKEAのキッチンの特徴は?
IKEAの大きな特徴は家具を自分で組み立てる「フラットパック」方式です。
机などの脚を取り外し、フラットな状態で梱包することによって保管や流通の際に場所をとらず商品が傷つくことなく管理できるようになっています。
そのため低価格での商品販売を実現しています。
キッチンも同様で自分で組み立てられるようになっています。
国内のキッチンメーカーであればすでに組み立てられたものが売られているので、リフォームの時に今のキッチンスペースに合わせることが難しいですがIKEAのキッチンは組み立て前に加工が可能です。
また、パーツやアクセサリを自由に選べるのも魅力的ですね。
キッチンのリフォームは電気の配線やガスの配管なども関わってきますので、素人には難しい場合もあります。
そんな時はIKEAからキッチン施工のサービスパートナーの業者を紹介してもらえます。
これによって普通のリフォームを頼むのと同じ感覚でIKEAのキッチンを導入することが出来ます。
IKEAのキッチンを選ぶ際の注意点
自由にデザインして理想のキッチンを作れるIKEA。
しかし自由だからこそ気をつけないといけないこともあります。
自分で選ぶ手間がかかる
完成した商品を買う場合は選ぶ項目が少ないですが、IKEAのキッチンは全てのパーツを自分で選びます。
そのためデザインにこだわりがなかったり、優柔不断な方には向かないかもしれません。
時間と手間をかけても理想のキッチンを作りたい方向けです。
施工業者が少ない
IKEAの商品は組み立て方が特殊なため、取り扱い経験のない業者だとリフォームを断られてしまうケースがあります。
頼める業者が見つかっても、購入は自分ですることになるので搬入などの労力もかかります。
サービスパートナーの業者だと購入代行してくれるところもありますが、自宅の近くにそのような業者がない場合は注意が必要です。
機能面で満足できない場合も
国内のキッチンメーカーで販売されている商品は、長い歴史の中で改良を重ねて「こんな機能があったらよかった」という痒いところに手が届いた作りになっています。
そのほかにも、日本の住宅環境に合わせた機能が装備されている使い勝手がとてもいいんです。
例えば日本の狭い住宅に合わせて工夫された収納が、IKEAのキッチンではない場合も。
自分にとって必要な機能があるか確認が大事です。
IKEAのキッチンの購入の手順
それでは実際にIKEAのキッチンを購入方法をみてみましょう。
一回ストアに行ってみるのもいいですが、家で下準備をして行った方が無駄がありません。
測量
まずは自宅のキッチンを導入するスペースを測量しましょう。
キッチンの土台になるのでミリ単位できっちりと測りましょう。
IKEAのキッチン施工サービスを頼んだ場合、プランニング後に訪問測量サービスをお願いすることが出来ます。
プランニング
次に自分の理想のキッチンをプランニングしていきましょう。
一般的に調理場・シンク・収納棚を三角形で結んだゾーンに配置すると効率よく作業することが出来ます。
引用:IKEA
そのほかに窓や扉の開け閉めに問題はないかなどもチェックしましょう。
IKEAのHPにはプランニングのヒントも載っていますので参考にしてみてください。
自分で自由に設計できるのが醍醐味ですね。
ぜひ理想を詰め込みましょう。
IKEAのストアでプランニングの相談に乗ってもらうこともできます。
予約が出来ますので、事前にしてから来店した方がスムーズです。
パーツ選び
IKEAでは「IKEA Home Planner」にログインしてキッチンを3Dでプランニングするサービスを利用できます。
イメージを目で見て確認できるので想像がしやすくていいですね。
実際に測量したものを元にパーツを選んでいきましょう。
キッチンのレイアウト・ワークトップ(作業カウンター)・吊り戸棚・扉・キャビネットの脚・取っ手やノブなどをそれぞれ選択できます。
プランニングが完了したらそのまま印刷できますので、持参すると購入の際に便利です。
購入
IKEAのストアではキッチンエリアの専任スタッフに相談をすることが出来ます。
商品を見ながら一緒にプランニングのチェックができるのは心強いですね。
実際の設置は自分でも出来るようにDIYガイドが用意されています。
難しいようであれば施工サービスや配送サービスを利用すると良いでしょう。
キッチン施工サービスの料金
各ストアにはIKEA認定のキッチン施工サービスパートナーというエキスパートがいて、自分での組み立てに不安がある場合に利用できます。
キッチンとキッチン収納にそれぞれ料金が設定されており、室内の養生から組み立て、取り付け、配線など基本的なことはこの料金内に含まれています。
キッチン
サイズ(幅) | スモール(120cmまで) | レギュラー(300cmまで) | ラージ(450cmまで) |
施工価格 | ¥99,900 | ¥149,900 | ¥249,900 |
※ラージより大きいサイズ(450cm以上)は¥3000/10cm
キッチン収納
サイズ(幅) | レギュラー(120cmまで) | ラージ(180cmまで) |
キッチン収納施工(ベースまたはウォールキャビネットのみ) | ¥24,900 | ¥34,900 |
キッチン収納・アイランド収納施工 | ¥39,900 | ¥49,900 |
※ラージより大きいサイズ(180cm以上)はどちらも¥1000/10cm
プラン前のキッチン設置スペースの訪問測量調査 | ¥ 9,900 |
キッチンの取り外し | ¥ 9,900/1m |
古いキッチンの廃棄とその輸送費 | ¥ 20,000~ |
高圧洗浄加工 | ¥ 10,000 |
下地補強 | ¥ 5,000/1m |
引用:IKEA
キッチンリフォームしたい!IKEAのキッチンの選び方のまとめ
IKEAのキッチンの選び方がイメージ出来たのではないでしょうか。
- 時間と手間がかかる
- 施工業者が少ない
- 機能面が国内メーカーと比べて不安
- 測量する
- プランニング
- パーツを選ぶ
- 購入
ぜひ映画やドラマに出てくるような素敵なキッチンを手に入れてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。