こんにちは。いずみです!
古くて使い勝手の悪いキッチン…。
たまにしか使わない調理器具を、キッチンの上の収納棚の上にしまい込んでて取りにくいなんてことありませんか?
昔のキッチンは今のものほど使い勝手が良くありません。
最新のキッチンはさまざまなタイプがあって、使い勝手もかなり改善されています。
どんなキッチンにしたいかでリフォーム費用もかなり変わってくるので、今回はキッチンのタイプと費用相場について整理してみました!
不便さに悩まされ続けるより、思い切ってリフォームして日々の家事を楽しくしませんか?
キッチンってどんな種類があるの?

キッチンの種類には「I型キッチン」「L型キッチン」「対面型キッチン」が主な種類としてリフォームで用いられます。
それぞれの特徴とイメージについてまとめてみました。
「I型キッチン」

引用:LIXIL
「I型キッチンの特徴」
「I型キッチン」は別名壁付キッチンと言われており壁面にキッチンを配置した設計となっています。
壁面に向かって作業が出来るため、作業に専念出来るのが利点ですね。
また背面にテーブルなどを置く場合が多い為、作業の効率化にも優れており、省スペース化が可能です。
しかし、閉塞感があるという意見もある為、1Kや1DKなどのスペース確保が難しいところに多くみられる設計となっています。
「I型キッチン」のイメージ

引用:Panasonic
「L型キッチン」

引用:Panasonic
「L型キッチンの特徴」
「L型キッチン」の特徴はシンクと洗い場が分かれており、90度に設計されています。
それぞれの作業場が離れているため、使い勝手がとてもよいという利点があります。
調理時の作業スペース確保が難しいというのが悩みの方によく選ばれているタイプになります。
しかし壁面を2面確保するのが難しい家屋には不向きの設計となっており、壁面工事を伴うと費用がかさむので注意が必要です。
「L型キッチン」のイメージ

引用:Panasonic
「対面型キッチン」

引用:LIXIL
「対面型キッチン」の特徴
「対面型キッチン」は壁面とダイニングとの間に設置する設計です。
家族の顔を見ながら料理ができることが最大の利点ですね。
「対面型キッチン」の中にも様々なデザインがあり、手元が見えないようにする為に造作壁を設置するタイプや油はねなどを避けるためにユニットなどを設置するタイプもあります。
しかし、調理と収納庫が同じ場所に設置出来ない場合は振り向くなどの動作が必要になるため、効率的には動けない場合もあります。
「対面型キッチン」のイメージ

引用:Panasonic
このように大きく分けて3つの種類がありますが、キッチンは何でもいい訳ではありません。
その家その家の特徴があるので、自分の家にピッタリのキッチンをつけないと、もっと作業しにくくなる場合もあります!

キッチンリフォームで失敗しない為にも、読者のみなさんそれぞれの家に合ったものを見つけましょう!
実は怖い「キッチンリフォーム」

残念な事に消費者センターには毎日20件以上の「キッチンリフォーム」についての相談が寄せられていることも事実なんです・・・。
1日20件ということは、年間7000以上になりますよね。
なので、リフォームをする際には困らないように事前にしっかりと確認をしておく必要があります。
消費者センターに寄せられている相談内容
消費者センターに寄せられている主な相談内容は以下の通りです。
- 施工後に担当業者と連絡が取れなくなった
- 見積書で提案された料金と実際に請求された金額が全く違う金額だった
- リフォームのイメージとかけ離れた仕上がりになってしまった
どの相談にも共通して言えることはリフォーム業者との食い違いが発生している事ですね。
そこで今回は、そんな悩み相談の中から最後の「リフォームのイメージとかけ離れた仕上がりになってしまった」に着目し、「キッチンリフォーム」では実際にどうなのか調べてみました。
キッチンリフォームの実際にあった失敗例
調べてみた結果、実際にあった「キッチンリフォーム」の失敗例の一部は次のようなものです。
- デザインが気に入っておいてみたもののイメージと違った
- リフォームしたところ以前より使い勝手が悪くなった
- 便利だと思って追加した機能を全く使わなかった
- 収納スペースが少なくなった・・・などなど
これらの傾向をみると、たしかに「リフォームのイメージとかけ離れた仕上がりになってしまった」という失敗例はキッチンリフォームでも発生していて、期待してキッチンリフォームをしたものの、予想外の結果になりがっかりしたケースが多いようです。
キッチンリフォームは費用も決して安くないので、その分ショックも大きいようですね。

「キッチンリフォーム」で失敗しない為に確認すべきポイント

失敗した人の中には、ショールームやイメージ写真のいいところしか見えていない場合があります。
広々としたスーペースを贅沢に使ったキッチンの写真は確かに憧れるしカッコイイですよね。
でも、実際のキッチンはショールームや写真よりも狭いことの方が多いので、その仕上がりのギャップにガッカリしてしまいます。

- リフォームの際にどのような困りごとを解決したいか書き出しておく
- キッチンで作業を行う時は何人が多いのか確認しておく
- キッチンで確保出来るスペースがどのくらいあるのか確認する
- 動線の確保が出来るか確認しておく
このように、実際の現実的なキッチンスペースを事前に把握しておくことが必要です。
ちなみに、調理や動線の確保については次のように考えるのがおおよその基準となっています。

引用:LIXIL
「キッチンリフォーム」の価格相場

失敗例から判断すると、実際にかけた費用や理想のイメージと現実とのギャップが悩みの原因ということがわかりました。
次は、実際のリフォーム費用とその費用に見合ったイメージとの関係性について整理してみましょう。
一般的にキッチンリフォーム費用は50万~200万円以上が相場となっています。
金額の開きがあるのは、それぞれに施工する内容によって変わってくるからです。ここからは価格別に整理していきます。
50万円で出来るリフォーム
予算が50万円の場合は全体的なキッチンのリフォームというよりも、部分的なリフォームがメインになります。
具体的には「最新の食器洗浄機を追加したい」「ガスコンロをIHに変更したい」などが多いようです。
現状のキッチンを利用しつつ、もっと使い勝手良くしたい!という方にオススメな価格帯です。
100万円で出来るリフォーム
次は、予算が100万円の場合です。
先ほどの50万と比べると、キッチンの壁紙や床材などを変更してイメージをガラッと変える事が出来ます!
キッチン自体は大きくできませんが、代わりにコンパクトな使い勝手の良いキッチンが設置できます。
キッチン自体の大きさは変更せずに印象を変えたいという方にオススメな価格帯です。
150万円で出来るリフォーム
今度は予算がグッと上がって150万円で出来るキッチンのリフォーム紹介です。
キッチン自体を大幅に変更出来る為、たとえば「I型キッチン」から「対面型キッチン」へ変更すれば、かなりイメージは変わります。
壁面工事や大幅な配管工事が必要な場合は、150万円からが相場のようです。
キッチン自体の大幅なイメージチェンジを図りたい方には最適な価格帯になっています。
200万円以上で出来るリフォーム
予算が200万円以上ある場合は思いっきりこだわりのあるキッチンを演出できます!
キッチンだけじゃなく、その周辺のリフォームも可能です。
収納スペースが少なく物があふれているので、思いっきり収納スペースを増やしたい!という方や、リビング自体が暗く、明るいおしゃれなキッチンにしたい!という方などトータルでリフォームをお考えの方にオススメです。
「【必見!】キッチンのリフォーム費用の価格相場とポイント」まとめ
キッチンリフォームについて大事なポイントをまとめてみました。
- 価格の相場は50万円~200万円以上と幅が広い
- 現状困っている事を事前にまとめる
- 予算内でどのような事が出来るのかを確認する
- 現実的なキッチンスペースを事前に把握する
今回のように、費用をかけた割には思ったより理想のイメージにならなかったということがリフォームにはよくあります。
とくに、キッチンリフォームの場合は、リフォーム費用が高額になるので、そのショックの反動も大きくなります。
そのためにも事前にいろいろな方向から検討してみることはとても大事です。
読者のみなさんが、後悔のないキッチンリフォームができますように!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。